摂食障害について

不登校になった子どものなかには、摂食障害になってしまう子どももいます。
摂食障害には、拒食症や過食症等が挙げられます。
やせたいと言うおもいからのダイエットが引き金に物が食べられなくなってしまう事も摂食障害の大きな要因の1つです。
もう1つの要因がストレスです。
学校や職場での人間関係等が要因となって摂食障害になってしまう人も多くいます。
又、家族関係がうまくいかなくて悩み、其れが摂食障害の引き金となってしまう場合もあります。

拒食症は体重が増える事を恐れ、食物を口に入れなくなってしまう病気です。
周りが食べる事を勧めても、食べる事は悪い事だと信じてしまい、なかなか周りの人の話を聴こうとしない等の行動が表れます。
栄養が足りなくなる事で、無月経や低血圧、ホルモン減少等の影響が起こりますが、体重が回復する事でこの症状を治す事が出来ます。
但し、拒食症では低身長や骨粗しょう症を引き起こす危険性もあります。
体重と月経を元に戻す為には長期の年月の治療を必要とします。

過食症は短時間で大量に高カロリーのものを食べると言う行動を繰り返し起こしてしまう病気です。
やけ食いのような一時的なものとは異なり、食べる衝動を自分でおさえる事ができずに繰り返し、食べてしまう自分に対して後悔を繰り返します。
たとえ体重が正常であっても、このような食行動が異常な場合は摂食障害を疑ってください。

不登校となった人のなかには、このような病気にも苦しんでいる子どもも多くいます。
悩みを受け止める医師や親等の協力が病気を治す為には必要です。

不登校の児童・生徒のなかには、勉強を家庭教師について行っている人も多くいます。
悩みを相談出来る家庭教師も又、心を開く事の出来る1人になる可能性があります。
しっかりと周りがバックアップして摂食障害や不登校を受け止めて、今後の未来を切り開いていく手助けをしてあげてください。

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